第1章 「 5文型の英語と62文型の日本語と豊かな発明 」
世界文法ー21世紀を創る統合力と3次元文法ー |
●世界特許の50%は日本人が開発しています。これは日本語の特性から来ています。 日本語の語順を考えて見ましょう。核融合発電機やリニアモーターや水素自動車の創 造・地球創造・銀河系創造に必要なことは日本語の多角的に自由に動く視点なのです。 ●日本語は、格助詞の使用により、語順はどうにでも変えられる、自由言語なのです。 語順をどうにでも変えられる、実に便利な言葉です。主語と述語と補語や目的語①と 目的語②が決まれば、その位置を無視して前からならべれば、つながる言語なのです。 すなわち、どの単語でも中心軸になり力関係を考えられる言語であり視点が自由です。 三次元的に立体的に言葉の位置を決めて日本人なら相互に理解する立体文型言語です。 ●たとえば、「AはBが好き」という場合、・・・S+V+O[主語+動詞+目的語] 日本語では「Aは好きです、Bさんが」・・・・S+V+O 「好きですAは、Bさんが」・・・・V+S+O 「好きですBを、Aさんは」・・・・V+O+S 「Bが好きです、Aさんは」・・・・O+V+S 「BをAは、好きなんです」・・・・O+S+V 「AさんはBさんが好きです」・・・S+O+V・・6文型で表現します。 ■S+V (第1文型) S+V 「私は 歌う」 V+S 「歌うよ 私は」 ■S+V+C (第2文型) S+C+V 「彼女は 美人 ですね」 S+V+C 「彼女は そうです 美人ね」 V+S+C 「そうですね 彼女は 美人ね」 V+C+S 「そうですね 美人ね 彼女は」 C+S+V 「美人よ 彼女は そうですね」 C+V+S 「美人よ そうですね 彼女は」 ■S+V+O (第3文型) S+V+O 「Aは 好きです Bさんが」 V+S+O 「好きです Aは Bさんが」 V+O+S 「好きです Bを Aさんは」 O+V+S 「Bが 好きです Aさんは」 O+S+V 「Bを Aは 好きなんです」 S+O+V 「Aさんは Bさんが 好きです」 ■S+V+O1+O2(第4文型) S+V+O1+O2 「彼は あげる 彼女に 花を」 S+V+O2+O1 「彼は あげる 花を 彼女に」 S+O1+O2+V 「彼は 彼女に 花を あげる」 S+O1+V+O2 「彼は 彼女に あげる 花を」 S+O2+O1+V 「彼は 花を 彼女に あげる」 S+O2+V+O1 「彼は 花を あげる 彼女に」 V+O1+O2+S 「あげる 彼女に 花を 彼は」 V+O1+S+O2 「あげる 彼女に 彼は 花を」 V+O2+O1+S 「あげる 花を 彼女に 彼は」 V+O2+S+O1 「あげる 花を 彼は 彼女に」 V+S+O1+O2 「あげる 彼は 彼女に 花を」 V+S+O2+01 「あげる 彼は 花を 彼女に」 O1+S+V+O2 「彼女に 彼は あげる 花を」 O1+S+O2+V 「彼女に 彼は 花を あげる」 O1+V+S+O2 「彼女に あげる 彼は 花を」 O1+V+O2+S 「彼女に あげる 花を 彼は」 O1+O2+S+V 「彼女に 花を 彼は あげる」 O1+O2+V+S 「彼女に 花を あげる 彼は」 O2+S+V+O1 「花を 彼は あげる 彼女に」 O2+S+O1+V 「花を 彼は 彼女に あげる」 O2+V+S+O1 「花を あげる 彼は 彼女に」 O2+V+O1+S 「花を あげる 彼女に 彼は」 O2+O1+S+V 「花を 彼女に 彼は あげる」 O2+O1+V+S 「花を 彼女に あげる 彼は」 ■S+V+O+C (第5文型) S+V+O+C 「私達は 選ぶ 彼を リーダーに」 S+V+C+O 「私達は 選ぶ リーダーに 彼を」 S+O+C+V 「私達は 彼を リーダーに 選ぶ」 S+O+V+C 「私達は 彼を 選ぶ リーダーに」 S+C+O+V 「私達は リーダーに 彼を 選ぶ」 S+C+V+O 「私達は リーダーに 選ぶ 彼を」 V+O+C+S 「選ぶ 彼を リーダーに 私達は」 V+O+S+C 「選ぶ 彼を 私達は リーダーに」 V+C+O+S 「選ぶ リーダーに 彼を 私達は」 V+C+S+O 「選ぶ リーダーに 私達は 彼を」 V+S+O+C 「選ぶ 私達は 彼を リーダーに」 V+S+C+O 「選ぶ 私達は リーダーに 彼を」 O+S+V+C 「彼を 私達は 選ぶ リーダーに」 O+S+C+V 「彼を 私達は リーダーに 選ぶ」 O+V+S+C 「彼を 選ぶ 私達は リーダーに」 O+V+C+S 「彼を 選ぶ リーダーに 私達は」 O+C+S+V 「彼を リーダーに 私達は 選ぶ」 O+C+V+S 「彼を リーダーに 選ぶ 私達は」 C+S+V+O 「リーダーに 私達は 選ぶ 彼を」 C+S+O+V 「リーダーに 私達は 彼を 選ぶ」 C+V+S+O 「リーダーに 選ぶ 私達は 彼を」 C+V+O+S 「リーダーに 選ぶ 彼を 私達は」 C+O+S+V 「リーダーに 彼を 私達は 選ぶ」 C+O+V+S 「リーダーに 彼を 選ぶ 私達は」 ●日本語は単語さえ決まれば、順序を無視して格助詞だけ選んで声にして表現すると 文章になります。これだけで日本人同士なら十分理解します。すなわち、主語と述語 (動詞)と補語と目的語①と目的語②の5つの単語だけで、宇宙の森羅万象の全てを 表現できます。シンプルな言語です。俳句や短歌の短い表現ほどよいのです。少ない 単語で短く表現します。名詞と形容詞と動詞の3単語だけで「イメージ」をふくらま す言葉です。ここから各単語を中心軸にして、相互の力関係を考える力がつくのです。 これが日本語が発明や発見に適した言語でもあるのです。創意工夫するときのイメー ジが、ふくらむのです。ものつくり国家の日本を作る元です。中国語には、格助詞が あまりなく、単語からの想像力がしにくい言語であり理解するのに時間がかかる言語 です。言葉の位置から力関係が理解しやすい言語の方が21世紀の創造には便利です。 ●小生のホームページの(図解)「こころを耕すこころ」の中には「三次元言語」を 表現した「ことばのかたち」を書いています。この三次元の文型こそ世界言語の共通 のことばのかたちです。この各位置に単語が位置づくと世界人は理解しやすいのです。 ここから無限に創意工夫が可能になります。世界史的な発明と発見が可能になります。 世界の各地の言語の同時翻訳や同時通訳の電子化が可能。天のシナリオのひとつです。 聖書にも「はじめにことばありき」と書いてありますように、言葉から宇宙は始まり 言葉にて宇宙は進化します。人類の言葉の中で他動詞から自動詞への視点が大切です。
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