第38章 「 21世紀の豊かな平和の日本戦略300年構想 」
世界文法ー21世紀を創る統合力と3次元文法ー |
●「和をもって貴しとなす」という聖徳太子の言葉こそ、21世紀における、日本の 歴史的な国際的役割です。文明と文明の対立の時代ではなくて、世界の文明が融合し 平和になる時代です。世界の文明が、愛情深く交流して対話して融合し、地球文明が 花開く21世紀です。歴史がいくら進化しても、世界には原始社会から文明社会まで が同時存在します。そういう文明の格差を、少しずつ小さくしながら、世界は確実に 日々進化していきます。世界文明融合平和時代を、切り拓くことが、日本の21世紀 の役割です。そのためにも、過去の歴史を振り返り、価値を見直して、革新を進める 時です。21世紀から300年構想で、平和の日本戦略をつくることが大切な時です。 ●日本には、次の8つの歴史的な課題が、今こそ必要です。 ■モノの・・・・・・・・・・・・・・世界生産国 の創造 ■金の・・・・・・・・・・・・・・・世界金融国 の創造 ■アイデア・特許の・・・・・・・・・世界知財国 の創造 ■芸術・文化・スポーツの・・・・・・世界文化国 の創造 ■世界人材・指導者の・・・・・・・・世界教育国 の創造 ■宇宙開発・世界環境保護の・・・・・世界環境国 の創造 ■世界平和と繁栄のための・・・・・・平和外交国 の創造 ■子宝に恵まれ国民が長寿の・・・・・子宝長寿国 の創造 ●21世紀から300年間の人・モノ・金・アイデア・世界市民・地球資源を見直し、 世界の平和の歴史の未来を考えて、世界的視野で新しい設計と新創造をすべき時です。 新しい技術革新・市民文化満足度・機能・コスト・環境負荷・持続可能性・投資・エ ネルギー・デザイン・時間・利益・自由度・リスク・不正行為・利権を、新たに見直 し、法体系・税体系・規則・規制・ルール・社会規律・構造の枠組みを変える時です。 ●規制緩和を進めて、構造改革を力強くおしすすめて、民営化を促進し、市場原理の よさをも活かし、世界一の自由度の高い社会を創ることです。人間が豊かに進化して、 新価値を創造する力の元を強くすることです。21世紀の世界における国のあり方も、 300年構想で、簡素で、スマートに、自由に、さらに、平和で、子宝に恵まれ長寿 の国になる機能を再設計すべきです。世界的競争の原理を、政治・経済・文化・社会・ 教育・技術開発にもとりこみ、世界中に日本の技術や文化を広げて豊かにし、さらに、 交流し融合することです。世界的な通信時代の開幕で、日本は世界を平和にし、世界 を和解させることです。世界的にも、古い技術体系を、新しい世界的技術体系に飛躍 させて、革新すべき時です。24時間の世界的サービス時代に合わせて、世界金融商 品を新開発して、世界資産や世界資金を活用して、世界的に循環させ、世界的市場の 競争という力を十分に活用して、さらに、世界を豊かに平和に、すべき時であります。 ●21世紀の世界経済を、日本が活性化させることが、日本経済を再生する早道です。 アジアや世界への技術移転をも促進して、市場を創り世界を豊かにしていくことです。 世界的な平和は、各国の経済格差を小さくして文化を高め敵対・対立・戦争ではなく、 世界的な和解・対話・交流から、生まれます。「和の力」を世界に広げるべき時です。
< 前 | 次 > |
---|