第4章 「 世界文法 ー人類の進化と思考の階層性ー 」
世界文法ー21世紀を創る統合力と3次元文法ー |
■娘:「人類の全対話を基本文型で分析すれば問題解決のらせんのレベルがわかるね」 ■父:「貧乏な人が考え行動し努力して失敗から成功へと進化するのは言葉の力です。 創造的な問題解決ではらせん状に基本5文型の全部が各位置に位置付きます。 全人類の全対話を基本文型で分析すれば問題解決の進化レベルも全てわかる。 自分で悩みもんもんとしている人は紙に書き整理し考え行動し解決できます。 自分が欲することを他人に施す愛が大切。人は顧客に商品を売り豊かになる。 次元を上げ自動的に金が貯まるシステムを完成すると人は金持ちになります」 ●貧乏な人が考え想い行動して努力して失敗から成功へと進化するのは言葉の力です。 世界の人々はお客様に衣食住や遊びや健康や知識や安全の商品を創り売り豊かになる。 自然に自動的にお金が貯まるようなシステムを完成すると人々は金持ちになるのです。 ■現状 名詞+名詞 「私は貧乏人です」 「彼は貧しい」 S+V+C ■問題 名詞+形容詞 「お金が少ない」 「貯金が少ない」 S+V+C ■解決 名詞+他動詞 「私はお金を増やす」 「彼は貯金を増やす」S+V+O ■行動 名詞+他動詞 「私は石油を客に売る」「彼は車を客に売る」S+V+O+O ■成功 名詞+自動詞 「お金が増える」 「貯金が増える」 S+V ■理想 名詞+他動詞 「自動車の販売システムは私を金持ちにする」S+V+O+C ●多くの人が間違いやすい文章の表現は・・・S+V+Cの表現で、補語のCのところ に名詞をおくか、形容詞をおくかの違いです。存在と機能を別々に考えることが大切 です。「彼はバカ」と表現すると生涯バカでもう永遠に直らないバカと思うものです。 しかし、機能で考えると「酒でも飲んでバカを演じた」との解釈もできるのものです。 名詞+名詞で「彼は殺人者だ」と決めると「彼を殺せ」とのマイナス思考になります。 マイナス思考・陰転思考・過去思考になりやすく、人生の運命が、大きく変わります。 ●また「名詞+他動詞」と「名詞+自動詞」の表現も大きな違いを生む視点になります。 すなわち、「子供に勉強させる」と「子供が勉強する」とが、ちがうように、他律で 他動的に「学ぶ子供」なのか、自律で自動的に自主的に行動的に「子供が学ぶ」のか の違いになるのです。他律より自律が大切です。社会は自動化へ進化していくのです。 日本で官僚利権が強いのは、行政が立法権をもち予算と組織を作り、他律で動かして 政府に依存する関連団体を多く作り、官僚利権構造が大きくなるからです。他律より 自律の思考が大切です。法律や税法でも、自律組織を作る基盤整備の政策が大切です。 日本の法案には他動詞が多いのです。自動詞による社会基盤デザイン力が弱いのです。 ●世界歴史をふりかえれば解るように、人が車を運ぶ時代から馬や牛が車を運ぶ時代 へ、さらに自動車がガソリンで自動エンジンを動かして動く時代へ進化していきます。 こころの階層性に気づいて、スパイラルのらせん思考で、言葉を考える力も必要です。 さらに、社会の階層性に気づいて、エリア別に階層別にらせん思考で考えることです。 ●人類は豊かになるために、石炭から石油へ、天然ガスから電気へと、エネルギーを 変えて進化してきています。市場を作ることにより、人類は石油のガソリンを使う車 から、電気自動車・ハイブリッド自動車・ソーラー自動車・天然ガス自動車・水素自 動車へと世界の最先端自動車を世界市場で人々は作り売り、豊かに進化していきます。 21世紀の世界不況を克服するのは、世界的な新製品です。1929年の後にはフォ ードがT型自動車の生産と販売をしたからこそ、世界大不況を克服したのです。20 08年からの世界不況では電気自動車や水素自動車の世界発売で不況は克服可能です。 ●ビジネス動詞も進化して、他動詞の世界から自動詞への世界へと進化していきます。 「書き写す」という行為も、機能が自動化して、コピー機械として具現化しています。 「送る」という行為も、機能が自動化しつつ、FAX機械として、具現化しています。 「写して送る」という行為も、携帯電話のデジタルカメラとして、具現化しています。 人間の基本機能を動詞表現して機能として抽象化し具現化すると新製品がうまれます。 また他律から自律へ。他動詞から自動詞へと機能設計すればシステムが開発できます。 思考の階層性を生かし、基本文型で考えて、天地人を活かしきり、人類は進化します。 地球進化の力の自然のDNAの進化の文法と人類の進化の文法は同じと推理できます。
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